お知らせ(2008年度掲載分)
■2008年度トルコ調査報告会・第19回トルコ調査研究会終了
2008年度トルコ調査報告会・第19回トルコ調査研究会は、2009年3月28日(土)・3月29日(日)に終了しました。
初日のトルコ調査報告会では、招待講演として『ヘレニズム時代の王都ペルガモンとその港湾都市エライア:ドイツ考古学研究所の新たな調査』と題して、イスタンブル・ドイツ考古学研究所長のフェーリクス・ピルソン博士に講演を頂きました。トルコ調査研究会では、クイーンズランド大学のアンドリュー・フェアーバーン博士が、カマン・カレホユック出土植物遺存体を通してヒッタイト帝国時代の農業について、また、考古学、分析科学の分野からも多くの最新研究成果の報告があり、両日とも盛況のもとに終了しました。
次回2009年度トルコ調査報告会・第20回トルコ調査研究会は、2010年3月下旬に開催予定です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
■CS放送朝日ニュースターでの研究所紹介のご案内
当研究所が下記の番組内で5分ほど紹介されますのでご案内致します。また、この番組は番組終了後、下記のホームページでも視聴できますので、ぜひご覧下さい。
- 日時:2009年3月21日(土)*コーナーは午後5時前後
- テレビ局:CS放送朝日ニュースター
- 番組名:「よみがえれニッポン」 午後4時から(85分生放送)
- ▼今まで放映されたコーナーが視聴できます
http://ringring-keirin.jp/tv/index.html
■『アナトリア考古学研究』Anatolian Archaeological Studies Vol.XVI(2007)刊行のお知らせ
『アナトリア考古学研究』Anatolian Archaeological Studies Vol.XVI(2007)を刊行致しました。XVI号は、カマン・カレホユックにおける2006年度の調査研究、および、中央アナトリアにおける考古学的一般調査の結果をまとめたものです。2009年3月28日(土)、29(日)に行う、2008年度トルコ調査報告会・第19回トルコ調査研究会から購入可能となります。それ以降もAAS(Vol.XVIまで)は中近東文化センター(問合せTEL:0422-32-7111)にて購入できます。なお、次号『アナトリア考古学研究』AAS Vol.XVIIは来年度早々の刊行を目指して現在編集作業中です。
■大村幸弘所長が平成20年度外務大臣表彰を受けました
大村幸弘所長はトルコにおいて考古学を通した学術交流促進に貢献したとして、平成20年度外務大臣表彰を受けました。伝達式が10月24日(金)アンカラの日本国大使公邸で行われ、田中信明駐トルコ共和国日本国特命全権大使から表彰状と銀杯が手渡されました。
写真 田中信明大使(右)、大村幸弘所長(左)
■第23次カマン・カレホユック発掘調査 (8/Jul.2008)
今シーズンの発掘調査が6月30日(月)より始まりました。 今回は新たに北区にXXXV区およびXXXVI区を設置し、発掘調査を進めています。今シーズンの発掘は8月末までの2ヶ月間を予定しています。
■トルコ共和国より大村幸弘所長へ功労勲章が授与されました。(11/Jun./2008)
来日中(2008年6月4日〜8日)のトルコ共和国アブドゥッラー・ギュル大統領閣下より、30年余りにわたるトルコ共和国での発掘調査,アナトリア考古学研究所の活動に対して功労勲章を授与されました。授与式は6月5日(木)帝国ホテルに於いて行われました。
■読売あをによし賞特別賞受賞 (2/May/2008)
アナトリア考古学研究所が第2回文化財保存・修復「読売あをによし賞」(主催:読売新聞社)を受賞しました.
特別賞受賞に関する詳細はこちら.
http://osaka.yomiuri.co.jp/awoniyoshi/aw80501c.htm
第2回文化財保存・修復「読売あをによし賞」に関する詳細はこちら.
http://osaka.yomiuri.co.jp/awoniyoshi/index.htm
■写真展「トルコと日本 1890– 2008」
東京・代々木の東京モスクで写真展「トルコと日本 1890-2008」がはじまりました。
カマン・カレホユック遺跡の発掘調査も紹介されていますので、ご案内致します。
- 展示期間;2008年6月7日(土)〜2008年6月17日(火) 10:00– 18:00
- 展示場所:東京モスク(東京ジャーミイ・トルコ文化センター)
(千代田線/小田急線 代々木上原駅下車 徒歩4分)
■カマン・カレホユック考古学博物館の建設状況:完成しました(21/Feb./2009)
日本の外務省による一般文化無償資金協力(ODA)のもと、トルコ政府によるカマン・カレホユック考古学博物館建設は、2008年4月25日に開始、12月末に終了しました(設計/株式会社石本建築事務所、 建設/鹿島建設株式会社)。展示に関しては、2009年4月よりトルコの文化観光省、アナトリア考古学研究所が準備をはじめ、来年の夏にはオープンすることになっています。ご期待下さい。
■カマン・カレホユック考古学博物館の建設状況(16/Nov./2008)
日本の外務省(ODA)による無償資金協力のもと、トルコ政府によるカマン・カレホユック考古学博物館建設は、2008年4月25日に開始、現在順調に進んでおります(設計/株式会社石本建築事務所、 建設/鹿島建設株式会社)。11月15日頃には完成するとのことですが、カマン周辺に散在している幾つかのヒッタイト帝国時代の遺物(獅子像)等が博物館へ運び込まれています。
■カマン・カレホユック考古学博物館の建設状況(30/Oct./2008)
日本の外務省(ODA)による無償資金協力のもと、トルコ政府によるカマン・カレホユック考古学博物館建設は、2008年4月25日に開始、現在順調に進んでおります(設計/株式会社石本建築事務所、 建設/鹿島建設株式会社)。11月中旬にはほぼ出来上がることになっております。先週から今週にかけて博物館の丘状部分には芝の種が蒔かれましが、来週ぐらいには芽を出すものと思います。
■カマン・カレホユック考古学博物館の建設状況 (19/sep./2008)
4月25日に建設が始まったカマン・カレホユック考古学博物館は、現在、丘状の外観を見せ始めています。工事は11月中旬に完了するとのことです。
■カマン・カレホユック考古学博物館の躯体工事終了
4月より建設がはじまったカマン・カレホユック考古学博物館は、6月末には躯体工事がほぼ終了したとのことです。建物の全体像が見えてきております。
■カマン・カレホユック考古学博物館の建設状況
4月より建設がはじまったカマン・カレホユック考古学博物館は、現在躯体工事を行っており、6月末頃には建物の全体像が見えてくる予定です。
■カマン・カレホユック考古学博物館の建設
日本の外務省(ODA)による無償資金協力のもと、トルコ政府によるカマン・カレホユック考古学博物館の建設が、2008年4月よりはじまりました。(設計/株式会社石本建築事務所、 建設/鹿島建設株式会社)
このカマン・カレホユック考古学博物館はアナトリア考古学研究所に隣接し、主にカマン・カレホユック遺跡から出土する遺物の展示、管理、保存修復などを行う予定です。 完成は、2009年1月中旬を予定しています。
右図:博物館完成予想図.上:博物館(写真中央)は研究所の西側に隣接する.下:カマン・カレホユック遺跡をイメージした博物館外観.